上手に付き合っていこう

不動産屋は専門家でプロですが、やはり人間同士の付き合いであるので、さまざまな頼みごとをしたり、文句を言ったりするような前に、まずはお互いが信頼関係を作ることがとても大切なことです。

信頼出来る不動産屋を探すためにも、多くの物件を見て歩いたり、同時に多くの不動産屋に、尻込みせずに情報を求めてぶつかってみたりすることが必要です。

始めはわからなかった物件のことや不動産屋のことも、数を見ていくうちにだんだんと自分自身でいろいろなことがわかってくるようになるでしょう。

不動産は一般の人にとって、当然ですが人生に関わってくるような重要な事項ですので、不動産屋にとってビジネスであったとしても、やはり親身に相談に乗ってくれたり、わからないことを教えてくれたりする人であってほしいと思うでしょう。

不動産に関することは、専門家でないとわかりにくい部分もたくさんありますので、そういう部分をきちんとフォローしてくれるような人が必要となります。

不動産屋の役割はたくさんありますが、一番大切なことはお客様の理解を助けてフォローすることです。

金利や社会情勢・経済情勢などは、不動産屋のようなプロであっても、未来が見えるわけではないので断言することは不可能ですが、信頼関係が出来ている上でのアドバイスであれば、実際にその予測通りにならなかったとしても、自分が納得して行ったことであるからということになりますが、信頼関係を築くことが出来ず、お客様のほうが不動産屋の責任にするような事態があってはならないでしょう。

これはお客様に責任を持たせるということではなく、誰も確定した未来を見ることは出来ないのだから、しっかりと本人が納得して判断するまで、説明をし、わからないことをきちんと教えて、納得するまで疑問を解消するまで、お客様にきちんと付き合っていく姿勢が大切であるということです。

不動産の扱いには、リスクがあって当然なのですが、どんなリスクがあるのかということを知らない人は多くいますし、金利などの仕組みがわからないという人もいます。

お客様であっても理解する姿勢が必要なことですが、それをきちんと解消するのも、プロの役割のひとつであると言えるでしょう。