金利とは?

住宅ローンはもちろん、不動産について考える上でも欠かせない要素であり、さまざまなシーンで経済を考える上で重要なポイントにもなってくる金利ですが、それでは金利というのは一体どのようなものなのでしょうか。

不動産の購入を考えている場合でなくても、金利というものはわたしたちの生活の中で、とても身近にあり、実際には多くの影響を与えるものですが、金利というと、銀行の利息やクレジットカードローンなどを利用する際に注意書きのように難しそうな字でこまごまと説明されているイメージで、その文字をきちんと読んで理解しているという人はどのくらいいるのでしょうか。

数字やパーセンテージが記載されていて、大切なのだろうことはわかっていても、計算方法などが難しいのではないかというイメージがあり最初から理解を諦めてしまっているという人も多いのではないでしょうか。

金利というのは、貨幣利子率のことを言いますが、これはその言葉の通り、貨幣(お金)に対してつく利子の率(割合)のことで、金融市場において取引される貸し付け資金の価格のことを指しています。

なんだかわかりにくいかもしれませんが、簡単に言うと経済活動というものは、重要と供給のバランスというものがとても大切になりますので、金利がこの貸し付けに関するバランスを取っているということです。

そのため、金利は社会や経済の影響を大きく受けることになるのですが、金利がその調整役を担っているので、変動するのは当然のことなのです。

ただ単純に、世界的に不況だから金利が上がる、ということではありませんし、金利を知るためには、世界の社会・経済情勢についても知る必要があるということになります

この変動を読み、将来的にどう変化していくのか予測して不動産の運用を行うことが大切なのです。

金利の変動によっては、住宅ローンの最終的な支払額が大幅に変わってくると言うこともあり得ます。

もちろん、金利の変動というものは、確実にこうなると断定出来るものではありませんので、自分自身で予測して対応していくしかありませんが、納得して支払を行っていくためにも、金利の仕組みを理解しておくようにしましょう。